CD

そっちに行きたいわけじゃない、むしろ行きたくないのに…。音を聴いた瞬間、もう涙腺はゆるみだす。困った…それならスイッチを切っちゃえ。でもその数分の間に聴き入る準備が始まっている。そんな悲しみを予感するような始まり方のギターによる演奏。知らない方から届いたCDの送り主は小川和隆さん本人。ささやかな日常の中での小さなドラマ…。聴き入ると強さもやさしさも詰まった、技巧の高さが伝わります。お手紙には夫の大親友の名前がありました。ねえ石井さん、彼にも聴こえていたらいいね。真心をいつもありがとうございます。